多様な生存戦略や環境適応の仕組みは、自然界の不思議を解き明かすと同時に、人類が直面する持続可能性の課題を解決する鍵を握っています。植物の研究は、基礎科学と応用科学をつなぐ架け橋として、今後ますます注目されています。

本研究室(藤原誠教授指導)は、植物の栄養吸収や成長制御のメカニズムを中心に研究を行っています。特にリンや窒素といった必須元素の取り込みや代謝に注目し、分子生物学的アプローチを用いてその仕組みを明らかにしています。こうした研究は、植物の潜在能力を理解するだけでなく、農業生産性の向上や資源の効率的利用など、社会に直結する応用の可能性を秘めています。

学生は、先端的な実験技術やデータ解析を身につけながら、自らの関心に沿ったテーマに取り組むことができます。また、国際的な研究交流の機会も多く、グローバルな視野を広げながら研究者として成長できる環境が整っています。植物科学の探究を通じて、環境問題や食料問題といった地球規模の課題に挑戦し、未来社会の発展に貢献していくことを目指しています。
