学生の声

ゼミについて

藤原研究室では、週に2回ゼミを行っています。春学期のゼミでは、研究に必要な基礎知識を身につけるため、教科書や過去の先輩方の研究内容を学んだり、種まきや顕微鏡操作などの実験操作の練習を行ったりしました。

秋学期のゼミでは、春学期の内容に加えて論文紹介を行いました。ゼミ生それぞれが自分の研究に関連する論文を読み、その内容を発表しました。

研究紹介

私は、この一年間、「シロイヌナズナの色素体分裂異常変異体における珠皮アミロプラストの生細胞イメージング解析」というテーマで卒業研究を行いました。
葉緑体などの色素体が正常に分裂しなくなるシロイヌナズナの変異体を用い、胚珠の表皮(珠皮、下図1の明視野像を参照)に存在するアミロプラストという色素体を蛍光顕微鏡で観察しました。アミロプラストは、デンプンを合成・貯蔵する色素体で、種子などの貯蔵器官で発達しています。

↑図1

↑図2

変異体の珠皮では、アミロプラストから「ストロミュール」(上図2のコントロール植物におけるストロマGFP蛍光像と明視野像を参照)と呼ばれる管状の構造が大きく伸びている様子が観察されます。本研究では、ストロミュールが短時間のうちに伸び縮みする様子や、アミロプラスト内部でデンプン粒が移動する様子を動画として明確に捉えることに成功しました。

またその他にも、研究室で未解析だった動画データの編集・解析に取り組み、オオカナダモの原形質流動の動画作製も行いました。さらに、ER-Tracker Greenという試薬を用いて、オオカナダモの小胞体の染色にも挑戦しました。