葉緑体に代表される植物オルガネラ(細胞小器官)である色素体は、植物細胞や外界環境に応じて複雑に機能分化します。色素体の活動は植物の物質生産性に大きく寄与しており、色素体の構造・分化・増殖・進化に関する研究は、現在世界レベルで進んでいます。
私たちは、葉緑体、白色体、原色素体などが植物の一生においてどのように振る舞うのかについて、特に色素体の形態と分裂増殖に着目しつつ研究を行っています。実験には、特定の細胞構造を検出する細胞生物学の手法、様々な変異体や形質転換体を取扱う分子遺伝学の手法、遺伝子発現を調べる分子生物学の手法などを用います。研究テーマはどれも古典的(古くからの重要問題)ですが、植物は多くのことを教えてくれ、研究分野では日々、新奇の現象やその制御に関する知見が報告されています。

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